2025年2月4日にハイパーモバイルメニスカスの手術をした。それまでの経緯は以下の記事を参照してほしい。
左膝の外半月板縫合術だったけど、信じられないぐらい手術が早く終わって、オペ立ちしたナースさんたちが「早すぎてビックリした!」と、言い合っていた。
半月板の術後は、執刀してくれたドクターによって全然違うので、人の話はほとんど参考にはならないと思う。
私のドクターの場合、手術した日は朝まで絶対安静なので、管を入れてもらって、ずっとベットで過ごしていた。
オペの翌朝から、車椅子生活が始まり、膝に鉄板の入った装具を着けて、2週間はオペした膝は曲げられないため、車椅子の座るところにも長い板をお尻の下に敷いて、その上に足を乗っけて、片足を伸ばした状態で車椅子を運転していた。
術後2週間が経つと、1/3加重(オペした足に1/3の体重を乗っけること)となり、松葉杖の練習が始まる。
術後3週間で2/3加重となり、後半は片松葉(1本だけの松葉杖)で過ごせるようになる。
術後4週間で全加重となり、松葉杖なしで歩けるようになる。
「4週間で歩けるようになるんだ」と、術前にドクターからも話を聞いていたけど、想像していた「歩ける」とは全然違った。
私は外側の半月板を縫合したんだけど、外側半月をオペした多くの人は、膝の裏側が詰まっている感覚がある。
どういうことかと言えば、膝を曲げようとすると膝裏の外側に何かが詰まっているような感じがして、膝が曲げられないのだ。
一応、術後4週間で膝は120度まで曲げていいんだけど、120度なんて曲がりませんよ。せいぜい110度がいいとこで、リハビリを1時間みっちりやって、やっと120度曲げられる感じ。
オペしたほうの足は全然上がらないし、むくみも酷いし、血流も悪い。とにかく足が重くて、歩くだけでも大変。
術後、何が大事ってリバビリがめちゃくちゃ大事!
リハビリの先生によって、まともに歩けるようになるかどうかが決まると言っても過言じゃない。
もちろん、オペしてくれるドクター選びもめちゃくちゃ大事だけど、それと同じくらいリハビリの先生が誰になるかも大事。
私は、ドクターから最初に診察してもらった病院への転院を勧められ(もちろんオペしてくれたドクターがその病院でも診察しているから)、退院後は転院先でリハビリを続けることになったのが良かった。
とにかくリハビリの先生が熱心に診てくれて、私の歩き方の癖や筋肉の使い方などを細かくチェックしてくれ、今までの歩き方の矯正から、術後に衰えてしまった筋力を戻すための筋トレなど、色々とやってくれるので、少しずつ歩けるようになってきた。
今の所、週2でリハビリに通い、みっちり1時間はリハビリしているけど、自宅でも朝は1時間ほど自主リハビリを行なっている。
それだけやっても、普通とはほど遠い歩き方だけど、以前に比べるとかなり歩きやすくなった。
リハビリの先生がイマイチだと、ここまで歩けるようにはなってないと思う。
週2でリハビリしてくれるなんて、めちゃくちゃありがたい。
一緒に入院していた患者さんから、退院後の話を聞くと、週1とか2週に1回だけリハビリだったり、「もうリハビリ必要ないです」と言われ、リハビリをやっていない人もいた。
リハビリで、その後の足の動きが決まるので、ドクター選びと同じようにリハビリの先生選びも大事。特に、足の場合はリハビリの先生選びは大事だと思う。
術後1ヶ月半ほどが経ったけど、まだ湯船には浸かれてないんだよね。
なぜかと言えば、まだスクワット(屈伸運動)の許可が降りてないからしゃがめないのよ。
お風呂に入るには、しゃがむ行為が必要だけど、しゃがむことはできないから、湯船には浸かれず、いまだにずっとシャワーを浴びている。
4月1日から両脚スクワットができるようになるので、4月に入ってからようやく湯船に浸かれるかも。
まだまだ先は長い。足の手術をすると、普段の生活に戻るのにかなりの時間が必要になると身に沁みてわかった。
以上が私の術後の話だけど、ドクターによっては術後1週間で全加重を許可する人もいるし、同じドクターでも患者さんによっては2週間で全加重になる人もいるので、人によってバラバラだ。
それに全加重になっても、足が痛くて歩けない人も年齢関係なくいるので、本当に人によって違うので、参考にはならないと思う。
とにかく、リハビリが続く限り、真面目にリハビリに取り組んで、1日でも早く歩けるようになりたい。
でも、マジでリハビリ大変だよー。