無駄にスペックの高いMacやiPadを買う人の気持ちがわからない話

私の場合、DTPデザインやメディカルイラストを描く仕事をしているので、ある程度スペックの高いMacを買う。

けど、仕事で使わずネットを見るだけなのに、無駄にハイスペックなMacBook Proを買ったり、動画配信を見るだけなのに、スペックの高いiPadを買う人がいる。

ハイスペックなMacやiPadを買う人は、無駄に小金を持っていて、プライドの高い人が多い。

「お前がそれ持ってても、ゼッテーに無駄だろ」と、たまに言いたくなることがあるけど、本人には言わない。

でも、勿体無いなーと思ってしまう。

つい最近、私はMacBook Pro M4を買ったけど、一番最下位の機種を買った。

そりゃ私だって、M4 ProとかM4 Maxのチップのほうが良いのはわかるし、メモリだって36GBのほうが良いのはわかる。

画面サイズだって14インチよりも16インチのほうが見やすそうだなとも思うし、SSDストレージも512GBよりも1TBのほうが容量が多くて良いなとも思う。

だけど、「それだけのスペックが私に本当に必要なのか?」と自分に問いかけてみると「必要ないです」という答えしか返ってこない。

無駄にハイスペックなMacBook Proを買ったとしても、スペックに見合わない使い方しかできないなら、無駄なお買い物になってしまう。

それがすごく嫌なので、自分の使い方に見合ったスペックのMacBook Proしか買わない。

大阪人だから安いほうが好きだしね。

誰かが買ってくれるなら、そりゃー、スペックがある程度高いのを買うかもしれないけど、それでも最上位機種は買わないな。

画面は14インチでいいし、メモリも24GBあれば理想的だし、SSDストレージは1TBあれば全然もつ。M4 ProでなくてM4で十分だし。

上記スペック計算してみると「308,800円(税込)」となり、私が買ったMacBook Proと比較しても5万円ぐらいしか値段が上がらない。

なんと経済的なんだろう。

それに、パソコンなんて、いつ不具合が起きるのかもわからないから、あんまり高いMacやiPadを買ってもデータ飛んだら終わりだしね。

昔、会社で使っていたMac Proがまったく起動しなくなり、重いMac Proをタクシーで修理屋さんまで運び、なんとかデータだけ取り出してもらったことがある。その時点で、すでに7年使ってました。

高いスペックのを買うよりも、数年単位でこまめに買い替えたほうが、私的には良いと思うけど。

使いこなせないスペックのMacやiPadを持ったところで、自己満足以外の何者でもない。

と思うのは私だけなのか。

とにかく、最近買ったMacBook Pro M4はサクサク動いてくれるので、本当に買って良かったと思います。

デザイナーが終了した企業案件を表に出す時は許可取りしてからしか出さない

私はインハウスデザイナーだったので、会社にいた時にデザインした案件は、絶対に表に出せない。

なぜなら著作権が私ではなく、所属していた会社のものだから。

私が描いたメディカルイラストに関しても、どこの会社に所属していた時に描いたものなのかさえ、ブログやホームページには書いていない。

個人事業主のクライアントに依頼されて作ったWebサイトやチラシ、パンフレットでも「ブログに載せていいですか?」と、ちゃんと許可取りしてからブログに載せている。

私に関して言えば、クライアントが個人事業主の人であっても、屋号名や個人名や顔は隠すか、モザイク処理している。

何かあった時に、色々と問題になるので、自分がやった仕事でも、細かい内容までは公の場には出さないようにしている。

特に、企業案件は出せない。下手なこと書いて訴えられたりでもすれば、こちらが終わってしまうから。

兵庫県の斎藤知事の公職選挙法違反かどうなのか問題だけど、そもそもPR会社社長が、終わった案件を自分のブログで公表するのは、デザイナーの私からすると考えられない。

ブログを書いた時点で、「この記事ですが、ブログにアップしても大丈夫でしょうか?」と、斎藤知事側に確認したのか?

確認していたら、こんな大ごとにはならなかったはず。

仕事自慢したいのはわかるけど、うちうちだけで自慢して、ブログで公表してはダメだろ。

たまにデザイナーの著作権問題や今回のようなPR会社の不備があると「良く考えてから表に出せよ」と思ってしまう。

東京オリンピックのロゴパクリ問題以降、私でも、これまで以上に著作権には目を光らせるようになったので、今回の件でも、仕事自慢はマジで控えるか、これまで以上に許可取りしてからブログに載せようと思った。

触らぬ神に祟りなしですわよ。

MacBook Pro M4買ってみた

今まで使っていたMacBook Pro「MacBook Pro i5 2.4GHz 13inch (Mid 2019) 512GB SSD」が、Intelなもんで補償切れだし、6年ほど使っているので、「そろそろ買い替えるかー」と、考えていたところ、MacBook Pro M4の発売が発表された。

正直、M3の時に買い替えようかと迷っていたけど、「2024年にM4が出る」と色んなニュースで見たので、待ってよかった。

待って良かった点は、思っていたよりも安く買えたこと。

MacBook Pro M3の際もappleのサイトで、見積もってみたけど、メモリ8GBを16GBに増量すると28万円近くになったので、「30万円ほど必要かも」と思っていた。

けど、MacBook Pro M4はメモリ16GBが標準になったので、25万円かからずに買えてしまった。

私の場合、動画制作とかはしないので、メモリが16GBであれば最下位の機種で十分。

IntelのMacBook ProからMacBook Pro M4にデータ転送をするのに、半日ほどかかり、ようやく使える状態になった。

いつも迷うのが、古いMacから新しいMacにデータを転送するかどうか。

データ転送すると、古いMacと同じ状態になるため、すぐに仕事はできるんだけど、新しいMacの醍醐味が味わえない。

でも、アプリを一個ずつインストールして、パスワードを探してとか考えると、「もう面倒臭いから、古いMacと同じ状態でいいや」と投げやりな気持ちになり、結局は古いMacからデータ転送して、同じ状態にして使っている。

TimeMachineって便利。

なので「新しいMacはすごい!」という感じもなく、「処理速度がちょっと速くなったな」ぐらいの実感しかない。

立ち上がりが、やっぱり早いね。

IntelのMacBook ProからMacBook Pro M4の変わった点といえば、「Touch Bar」がなくなった点かな。

今回もTouch Barは当然ついてると思っていたら、なかったのでびっくり。

私の機種が最下位の機種だからないのかもと思って調べたら、そもそもTouch Barは撤廃されたそうで、どの機種にもないらしい。

そりゃそうだよね。私も輝度調整以外で使ったことないもん。

元々、Touch Barは必要なかったよね。

新しいMacを買ったおかげでお金もないので、古いMacをappleに下取りに出すことにした。

今のところは、35,000円で買い取ってくれるらしい。35,000円から値段が下がったとしても、1万円以上で買い取ってくれるならいいかなと思う。

先日、ウェビナーの講座に登壇した際、前日に一人リハーサルをしたところ、Macのカメラと音声が突如として使えなくなり、めちゃくちゃ焦った。

「明後日新しいMacが来るのに、今は壊れないでくれーーー!!」と、祈る気持ちで復旧作業を色々したら、何とか動いてくれたので、無事にウェビナーを開催することができた。

やはりMacも5年以上使っていると、いつ壊れるかとヒヤヒヤするわ。

DTPデザイナーの仕事用デスク周り事情

成り行きで会社を辞めることになったため、「フリーランスでこれから頑張るぞ!」という意気込みもなく、開業した。

なので、仕事部屋も作らずに、自宅のダイニングテーブルで仕事をしてたんだけど、ウチのダイニングとリビングには仕切りがないため、冬になるとめちゃくちゃ寒い。

戦争の影響で光熱費が上がり、だだっ広い部屋で冬に仕事をすると、光熱費が今まで見たこともない値段に跳ね上がったので、仕事部屋を作ることにした。

開業して3年経ち、やっとこさ仕事部屋を作った。普段使っていない5畳の部屋を仕事部屋に改造。

まずは、仕事用のデスクとチェアを楽天とかで買ったんだけど、安すぎて使い物にならないことにすぐに気付いた。

「これはいかん」と思い直し、それなりのお金を出して一式揃えることにした。

仕事用デスクとチェアといえば「オカムラ」。だたちょっと高いので、先に「コクヨ」のショールームへ。

予約しないと入れないんだけど、コクヨのショールームは行って大正解だった!

まず、スタッフさんがものすごく親切。ずっと商品について説明してくれる。もちろんショールームなので、その場で「買う」「買わない」を決めなくていいのも、良かった。

それに、ショールームが広いし、展示している商品点数も多い。

自動で昇降するデスクが欲しかったんだけど、展示してあるデスクは値段の高い昇降デスクで、安い昇降デスクはネット販売のみとのことだった。

けど、昇降機能については、値段が高いものとほぼ変わらないということだったので、試させてもらって以下のデスクに決定。7万以下で買えるなんてビックリした!

チェアも色々と座らせてもらった結果、以下に決定。ビックリしたことに、デスクよりもチェアのほうが高かった。。

デスク幅は120cmぐらいでいいかと思ってたけど、MacBook Proとか付属品を置く場所が狭いので、Amazonでエクステンションデスクを購入。デスクの左側に取り付け、パソコンとか色んなコード類を置いている。

そして、やはりDTPの仕事をする上で欠かせないのが、モニター。今まではMacBook Proの13インチの画面で仕事してたけど、やっぱり画面が小さすぎる。

ということで、BenQのモニターを購入。本当はEIZOのモニターが欲しかったけど、高いので手が出せず。

モニターを使っていたら、仕事部屋がちょっと暗く感じるため、散々悩んだ挙句、BenQのモニターライトを購入することにした。これは買ってよかった!

他にもちょこちこと買い足しているけど、デスクとチェアとモニターがあれば、大体事足りる。

コクヨの他に、オカムラのショールームにも行ったけど、スタッフが誰も相手にしてくれない上に、値段もかなり高かったので、見るだけ見てすぐに帰った。

かなりの出費だったけど、落ち着いて仕事できるので、これはこれで必要経費ということで。

うねるクセ毛にオススメのヘアオイルを発見!

私の髪の毛は、昔っからスゴーーーいクセ毛が酷く、美容師さん泣かせの髪である。

どの美容院に行っても「これはストレートパーマか縮毛矯正あててもらわないとカットは無理ですね。」と言われまくっていた。

歳を重ねるにつれ、うねりが酷くなり、さらに髪のパサつきも酷くなり、ベリーショート(坊主寸前)にするしか打つ手がなくなり、「流石にあんたの髪の毛短すぎるよ」と、叔母に言われ、美容院を変えることにした。

叔母が通っている美容院に変えたものの、私のうねってパサつく上に、ボリュームがありすぎる髪の毛には手を焼いている様子で、何だか美容師さんが気の毒になるほど。

そこで考えたのが「濡れ髪風にしたら、うねりもパーマみたいに見えるかも」ということ。

早速、Amazonと楽天で「濡れ髪」で検索したら、出てきたましたよ、良いヘアオイルが。

「商品名に『グラビティ(重力)』が付くほど、髪が落ち着くのか!」と、やや興奮気味に商品を購入し、すぐに届いた。

まずは、オススメの使い方である、乾いた髪にそのまま付けて試してみた。

結果としては、髪のボリューム感は落ち着くものの、ベタつきが酷く、うねりも出る。

次に、お風呂上がりの濡れたままの髪に半プッシュ(髪がショートカットなので)ほど付けて、ドライヤーで乾かしてみた。

すると、これが結構良い感じ!

癖が完全に無くなるわけじゃないけど、ボリュームが抑えられるのと、髪のパサつきが無くなるのが、とっても良い!

とりあえず、一晩寝て、朝起きたら、やはり癖は出るんだけど、髪を濡らして、ドライヤーで整えたら、髪が落ち着いた感じになり、セットしやすい。

何よりもパサつきが無くなるのと、ボリュームがかなり抑えられるのが良い。

ということで、しばらくこのヘアオイルを使ってみる。

実は、スムージングモイスチャーとどちらにしようか迷ったんだよね。

ただ、今回は濡れ髪をメインに考えたので、スムージングモイスチャーではなく、グラビティウェットにしました。

匂いは、カリフォルニアを選んだけど、付けた瞬間は、男性用の整髪料のような匂いはするけど、すぐに匂いは消えるので、気にはならない。

アップルフラワーの香りも気になるけど、それはまた今度試してみます。

私のように、クセ毛が酷くて、パサパサな上に、ボリュームがある髪の人には、ぜひ一度試してほしい。ちょっとはまっしになるよ。

最近、Google検索よりもBing検索の質が高くなった気がする

2023年9月のGoogleコアアップデートから、ずっと検索順位が下がり続けている。

以前なら一旦下がっても、また上がってきたけど、ずっと下がり続けている。

2024年8月のGoogleコアアップデートで若干回復したものの、今度は検索上位に表示される記事がおかしい。

仕事用のブログでは、ブログ集客の記事を中心に1,000記事以上書いている。たまに男女の違いの話について書いているけど、記事数は80記事ほど。

それなのに、集客用の記事は軒並み順位を落とし、男女の違いに関する記事ばかりが検索上位を取っている。

以前は、集客記事がアクセス上位を独占していたのに、今では全然ダメで、男女の違いの話がアクセス上位を独占している。

対するBingは、集客用の記事がアクセス上位を占めている。

BingとDuckDuckGoでは、上位に上がって欲しい記事が検索上位になっているけど、Googleは全然ダメ。

なんだかマジで「Google大丈夫なのか?」と心配になるほど。

仕方がないので、男女の違いに関する記事を、このサイトに徐々に移行させている。

他のブログでもGoogleに対する不満を散見するけど、私も同じように今のGoogleに不満がある。

ほとんどがGoogle流入なのに、そのGoogleがこんなおかしな検索結果になるって一体どうなのよ。

これがずっと続くなら大問題だと思うんだけど、Google自体に危機感がなさそうなので、今後も続くのかと思うとゲンナリする。

それならもっとBingとDuckDuckGoには頑張ってほしい。マジでBingとDuckDuckGoはまともな検索結果を表示してると思う。

ただ、BingとDuckDuckGoはユーザー数が少ないので、集客には繋がりにくいんだよね。

Googleの検索結果の質低下問題にはしばらく悩まされそうな気配がするのは、気のせいではないよね。。。

膝が突然ロックして動かせないならHypermobile Meniscus〜ハイパーモバイルメニスカスの可能性あり

以前、前十字靭帯を断裂したことを記事に書いた。

実はこれが誤診で、実際は「Hypermobile Meniscus(ハイパーモバイルメニスカス)」という膝の病態であることが判明。

私の膝を診察・診断してくれたのは、膝で結構有名なドクターで、私のMRIと私の症状からすぐに前十字靭帯は断裂してなくて、Hypermobile Meniscus(ハイパーモバイルメニスカス)とわかったみたい。

Hypermobile Meniscus(ハイパーモバイルメニスカス)を日本語に訳すとすれば「異常可動性半月」になるけど、ドクター曰く日本語訳はまだないらしい。

外側の半月板が通常よりも可動しすぎるため、膝関節の間に半月板が入りみ、結果として膝が動かせなくなるロッキングが起こり、ロッキングを解除することによって半月板を痛めてしまうのが、Hypermobile Meniscus(ハイパーモバイルメニスカス)です。(たぶん)

MRIで膝を撮影しても、半月板が損傷している状態を確認できないし、そもそもHypermobile Meniscusが整形のドクターに広く認知されたいないため、異常なしと診断されることもあるのだろう。

私の場合も、10年前に膝の診察を受けた際からすでにドクターの誤診があり、今回のドクターも続けて誤診しているので、膝専門のドクターで、尚且つ最前列で治療やオペをしているドクターでないと適切な診断は下せなかったと思う。

良い先生に診察してもらえてラッキーだった。

Hypermobile Meniscus(ハイパーモバイルメニスカス)には、ロッキングという症状が伴う。

どんな時に膝のロッキングが起こるのかといえば、しゃがみ込んで、しゃがんだ状態で横にズレようとした際に、外側の半月板が膝の関節の間に入り込み、膝が動かせずロックされ、少しでも動かそうとすれば激痛が走るという状態になる。

私の場合、膝がロックされると、無理やりに膝を伸ばし、自分でロッキングを解除している。

でも、私のやり方は絶対にお勧めしない。

なぜならロッキングした膝を無理やり伸ばすのは、めちゃくちゃ怖いし、めちゃくちゃ痛いから。

ロッキングを解除した後は、普通に歩けるけど、膝の不安定さは無くなることはない。そして、次の日から膝にかなり痛みが出てくる。

私が最初にロッキングを経験したのは、今から10年ほど前の真夜中。寝ている時に突然膝がロッキングしたため、自分でなんとかするしかなかった。

最初にロッキングした時は、悶えるほど痛くて、「このまま死ぬかも!」と思ったけど、助けてくれる人もいなかったので、無理やり膝を伸ばしたら治っただけ。

10年の間に何度もロッキングを繰り返し、ロッキングする度に自分で直していたので、私の半月板はボロボロになっている可能性もあるね。。

Hypermobile Meniscus(ハイパーモバイルメニスカス)と診断されると、手術になるんだけど、要は半月板損傷のオペと同じような手術になるみたい。半月板を縫うということ。

ただし、MRIでは半月板が損傷しているのが写らないので、どれぐらい損傷しているのかは膝を開いて実際にドクターの目で見てもらうしかないらしい。

とっても厄介なHypermobile Meniscus(ハイパーモバイルメニスカス)です。

膝がロッキングしたら、できるだけ大きな病院で膝専門のドクターがいる病院に駆け込んで欲しい。救急車を呼んでもいいと思う。

Hypermobile Meniscus(ハイパーモバイルメニスカス)の文献を見つけたので、貼り付けておく。私と同じような症状に悩んでいる人は、文献を読んで参考にするか、ドクターに見せると良いかも。

Hypermobile Lateral Meniscus の治療経験

CTで外側半月板後節の前方偏位が描出されhypermobile lateral meniscusと考えられた1例

私も数ヶ月先に膝のオペをすることになったけど、オペ後2週間は車椅子で絶対に膝を動かしてはいけないらしく、その後4週間は松葉杖で生活することになる。そして、リハビリは3ヶ月ほどするみたい。

まあ、とにかく自分の膝の状態がよくわかったので、オペまではなるべくしゃがんだり、膝に負担をかけないように過ごします。

とにかく、良いドクターに診察してもらうのが一番なので、良いドクターを探して、まずは診察してもらってください。

膝の亜脱臼が続いてるなら靱帯が断裂しているのかも

2024年8月29日追記:
この記事を書いた後に、前十字靭帯は断裂していなくて、別の病態(Hypermobile Meniscus〜ハイパーモバイルメニスカス)であることが、判明。それを踏まえて読んでください。


10年ほど前から、膝の調子が悪い。

そのため、10年前に一度、整形外科に行き、レントゲンを撮った時にドクターから「膝の状態が悪いから、もっと歳を取ったら半月板の手術とかになるかも。今後は床での生活はやめてください。」と言われていた。

そこから何度も左膝を亜脱臼し、亜脱臼する度に、力ずくで元の位置に戻していた。

そして、今年に入ってまた亜脱臼したので、「もう一回レントゲン撮っておくか」と考え、レントゲンを撮りに整形外科に行ってみた。

すると私の膝を触診したドクターから「たぶん、靱帯が断裂してますね。」と衝撃の宣告を受けた。

念の為に、少し大きい病院でMRIを撮ることになり、先日、その結果が出たんだけど、やはり「前十字靭帯断裂」とのことでした。

ということで、早急に前十字靭帯再建術のオペを受けたほうがいいと、ドクターから勧められた。

なんだか自分でもよくわかってないけど、前十字靭帯が断裂してても普通に生活ができていることが不思議。

自分以外の人の膝の状態がわからないので、「膝はこんなもんだろう」と思っていたけど、亜脱臼を繰り返すのは普通ではないと、病院に行ってから知った。

「大きな事故とか転んだりとか、ぶつかったりとかしませんでしたか?」と、ドクターから聞かれたけど、別に何にもない。

けど、「アレが原因で靱帯が断裂したのではないかな?」と思い当たることがある。

10年以上前は、親の介護で毎日クタクタの状態だったので、良い睡眠が全然取れていなかった。

寝ている時に、知らぬ間に左足だけ膝を立てて寝ていたらしく、「膝を立てて寝てるな」と薄っすらと意識した次の瞬間、左足が勝手に、猛烈な勢いでベッドに膝を「バーン!」と押しつけるように真っ直ぐになった。

無意識なので手加減なく真っ直ぐになったため、猛烈な痛みが左膝に走った。

で、結局飛び起きて、夜中に膝の痛みに悶えていた。

多分、これで靱帯が断裂したんだと思う。それ以外、思い当たる節がない。

あまりにも膝が痛いので、しばらく鍼治療に通っていたほど。

こんな話をドクターにしても、これで靱帯断裂したとは信じてもらえないだろうから、この話はしていない。

その後、左膝のグラグラ状態は続いているので、これだろうなと思う。

靱帯再建術はかなり大変らしく、今はオペしてくれるドクターを必死になって探している最中。

オペも大変だけど、リハビリはもっと大変らしく、社会復帰するには、余裕で半年以上かかると人から言われた。

なんだか、関節という関節が全部痛んでいくので、歳をとるってほんと、怪我や病気との戦いだなと改めて実感。

歳取りたくないわー。

とりあえず今は、装具を付けて生活してます。装具は以下。

病院で購入したので、ブラックじゃなくて肌色です。色はイマイチだけど、膝のグラグラは無くなったので、亜脱臼を繰り返している人にはお勧めです。ちなみに私はLサイズですが、166cmの私にはLが丁度良いサイズ。

膝が亜脱臼するならレントゲンだけじゃなくて、必ずMRIも撮ってもらおう。靱帯はレントゲンじゃ写らないから、絶対にMRI撮ることをお勧めします!

そして、私のようなこともあるので、やはり医療保険には入っておこう!

医療保険に入るべきか?で検索すると保険会社のサイトばかり出てくる

40歳を超えてから「医療保険入ってる?」と、友人から質問されることが増えた。

気になったので「医療保険 入るべきか」で検索すると、検索結果で出てくるのは、ほぼ全部保険会社のサイト。

「結局は宣伝かよ」と思ったので、私的に「入るべきか否か」を書いてみる。私のこの記事が検索上位になることはないと思うけど。

実は、私は持病があるためほとんどの医療保険には入れない。

病気になる前に、母親が医療保険に入ってくれていたため、扁桃腺の手術の際は「医療保険入っていて良かった」と思った。

その後、父親が認知症の末に他界し、母はガンで亡くなった。そして、母の妹の叔母も乳がんになったりして「やっぱり医療保険には入っておくべきだな」と実感した。

母親ががんで亡くなった時に、ずっとお世話になっているファイナンシャルプランナーの人に「私でも入れる終身医療保険を探してほしい」とお願いしてみた。

そしたらありました。私でも入れる医療保険が。

母親が入ってくれていた医療保険は終身ではなく64歳までの医療保険だったため、65歳以降に病気になっても保険は降りないタイプ。

結構多いのが64歳までの医療保険。終身だと思っていたら、65歳以降は保険がおりないというのが多いのよね。

なので、終身の医療保険を探してもらったら、外資系の医療保険にありました。料金もさほど高額でもないし、10年で保険料が払い終わるため、歳を取ってもずっと保険料を払い続ける心配はなし。

ただし、持病に関しての手術等は5年間は保険が降りないと言われたけど、全然それでも大丈夫。

そして、昨年にがんに特化したがん保険にも入った。母と叔母がガンになったからね。

こちらは年に3万円ほど払うんだけど、ガンになれば以降の保険料はずっと無料になる上に、ガンと診断された場合50万円が貰えて、治療や予防治療が続く限り月に5万円が支払われるタイプ。

ということで、私は持病もあるし、親族がガンにもなったので、医療保険に入っております。

医療保険に入らない友人の話を聞いていると「私は大きな病気をしたことがないから入る必要がない」とか「ガンになったら治療せずに死を選ぶから医療保険に入る必要がない」という発言をする人ばかり。

私の女性の友人の一人も「ガンになったら治療せずに死を選ぶから医療保険に入る必要がない」と言っていたんだけど、実はガンになったんだよね。

ガンになったらすぐに死ねると思っている人もいるんだけど、そうそう簡単には死ねないんですよ。病院に行けば医師は治療を進めるし、ガンの進行度合いも人によって違うから、ガンになっても数十年も闘病する場合もあるのよ。

ということで、「ガンになったら治療せずに死ぬから医療保険に入らない」と言っていた友人は、ガンになってから「やっぱり医療保険に入っておけば良かった」と、めちゃくちゃ後悔していた。

「高額医療で返ってくるから医療保険には入らない」と言って、医療保険に入らない人も多いんだけど、病気になるとお金って考えている以上にかかるんだよ。

高額医療は1ヶ月に一定以上の金額を超えたら戻ってくるのであって、毎月かかる治療費には適用されないことが多いんだよね。

なので、ガンになり、術後の治療や予防治療には地味にお金がかかってくる。

私の母も病気知らずだったのに、突然ガンになり、亡くなってしまった。

もちろん、ウチの家系もガン家系ではないのに、ガンにかかる人が出てきたので、ガン家系とか関係ないと思う。

医療保険に入りたくない人は入らなければいいと思うけど、入らないならガンになった時にくれぐれも「入っておけば良かった」と後悔だけはしないでほしい。「ガンになったけど、やっぱり医療保険に入っていなくて良かった!」と、そんな話を聞かせてほしい。

私的には医療保険には入っておくべきだけど、生命保険には入らなくていいと思っている。

特に、独身の男女は後世にお金を残す必要がないので、要らぬ生命保険には入らないことをお勧めしたい。私はもちろん入ってません。

ちなみに私は父親が認知症になったので、民間の介護保険にも入っています。ただし、投資型の介護保険なので、ほとんど投資目的だけどね。

親を介護・看病の上、看取った人にぜひ観てほしい映画「怪物はささやく」

私も親の介護を経験している。

どちらかといえば、親が末期がんで闘病していて、介護や看病していた人にぜひ観てほしい映画「怪物はささやく」。

私の母親も入院した時点で「余命2週間」を宣告され、私が会社を休職して介護していた。

ガンは種類によって苦しみ方が違うんだろうけど、抗がん剤治療は回を重ねるごとに、治療がキツくなっていき、子供としては親の苦しむ姿を見ていられなくなる。

治療が進むにつれ、体もボロボロになるけど、心も蝕まれて行くため「せん妄」の症状が出て、辻褄の合わない話をすることも増えていく。

親が苦しむ姿を見るのは本当に辛い。

抗がん剤治療に入る前、私は母に「お母さんが亡くなると、私はひとりぼっちになるから、できれば治療を受けてほしい。でも、決めるのはあくまでお母さんなので、嫌ならやらなくていいよ。」と言っていた。

母は悩んでいたけど「子供のために抗がん剤治療を受けます」と、抗がん剤治療を受けることにはなったけど、本人もここまで辛い治療だとは思ってなかったはず。

結局最後はホスピスに入り、入所後1週間で亡くなった。

亡くなる前の苦しみ方が尋常じゃなかった。

私は泣きながら苦しむ母の手を握っていたけど、何もできない自分が歯痒くて、ずっと「何もできなくてごめんね」と、苦しむ母に言い続けていた。

モルヒネを打っちゃうと亡くなってしまうため、看護師さんに「痛がっているからモルヒネ打ってください」と気軽に頼むこともできない。

モルヒネを打つ=母が亡くなる ということになるため、モルヒネを打つ決断をするのも本当に辛かった。

治療している本人も相当辛いけど、介護している人も相当辛い思いをします。

そんな介護している人の複雑の心境を見事に映像化してくれた映画が「怪物はささやく」だと私は思っている。

この映画は母が亡くなってから数年経ってみたんだけど、観ながら主人公の少年が自分と重なりすぎて号泣した。

ネタバレになるから詳しくは書けないけど、病気で苦しみ続ける人の介護や看病している人の心の中は、とっても複雑なんですよ。

私の周りでは、まだ私のような経験をした人がいないので、この映画の話をしても誰も共感してくれないので、ブログで書いてみました。

少しでも、親を看取った後の苦しみが軽減されることを願っています。