観てきました『R100』。
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松本監督作品は劇場で全部見てます。
誰も一緒に見に行きたがらないので、いつも夜に一人で行きますが…
映画を見た直後は『う〜ん、よーわからん…』って感じでしたが、現実逃避したい時に見るには良い映画でした ^ ^;
とにかくわからんこと満載なので後から結構考えます。
結構内容に対しては批判的なブログが多いので、私もはじめは『独りよがりな内容やったのかな〜』って考えたけど、究極のSMの映画(特に究極のM)として考えると成立する映画だと思います。
ここからちょっとネタバレ気味…
あの100歳の監督がSM映画を撮ってると考えて、あの監督がMだとすると、あれだけわけのわからん内容で、関係者の試写会でも裏でけなされため息つかれ、、、
でも映画を見終わった監督は、主人公の片山と同じく最後にMの快感を得る訳ですよ。
ってことは、そういう世間の評価を含めてMの快感を得ていると考えました。
世間(まわりの人々)の評価=Sって感じですかね。
『なんだよこの映画、矛盾だらけじゃないか』『あの監督何考えてんだよ』的な、そんな世間からの評価を受けることで監督はMの快感を得ているんじゃないかと。
私的にはそんな感じなのかと。
だからこの映画は二重構造になってるのかな〜っと思った訳です。
まあほんとの所は松本監督にしかわからんけど。
けど、色々と考えている間は現実逃避できたのでそういう意味では良い映画でした ^o^