「今後、DTPデザイナーとWebデザイナーのどちらが生き残れますか?」と、私がデザインを教えている生徒さんから質問された。
その時は、ハッキリとした答えは言わず「生き残れるかどうかよりも、自分が好きなほうを選んで仕事にしたほうがいいよ」と言ったけど、私なりの答えは出ている。
現時点(2026年5月)のAIの動きから考えると、生き残れるのはDTPデザイナー。
なぜなら、扱うデータの重さがWebデザインとは比べ物にならないくらいDTPデザインは「重い」から。
それに、Webデザインは画面上だけで完結できる仕事だし、デザインした画像をAIに見せて「コーディングして」とお願いすれば、今でもある程度の精度でAIがコーディングしてくれる。
画面上で完結できる仕事なら、全部をAIにお任せすることができる。
一方のDTPデザインは、印刷しないとダメなので、絶対に画面上だけで完結できない。
人が介在しないと仕事が完結しないのがDTPなのです。
それに、実際に刷る場合、紙を選ぶのも人がやらないといけないし、紙の種類によって色も変わってくるから、色校正(本紙校正)とかもやる必要が出てくる。
何より、72ppiじゃなくて350dpiでデータを作らないとダメだから、AIに気軽に「作って」とお願いできない。
複雑な画像加工や画像合成とかをやる場合は、現時点ではAIには難しいんじゃないかと思う。
だから、生き残れるのはDTPデザイナーかなと思う。Webデザイナーよりも物理的な知識が必要だしね。
バナー広告やLPは、すでに人が作っていないことが多くなっているので、1年以内に人間が作らない方向に進むんじゃないかと思う。
2〜3年の間にWebデザイナーは、デザインはやらずに、AIへの指示出しが仕事になってくるんじゃないかしら。
AIへの指示出しが上手くできないWebデザイナーは、結果として生き残れないから淘汰されていくのかもね。
AIのデータ処理能力が上がり、AIの精度も上がれば、DTPデザイナーの仕事も減るだろうとは思うけど、後3〜5年ぐらいは大丈夫そうな気がする。
デザイナーはデザイン力を磨くよりも、マーケティング力を磨いたほうがいいと思う。そのほうが結果として、AIへの指示出しが上手くなり、AIのデザイン力が上がり、Web上でのコンバージョン率が上がるのかも??
Webコーディングは、Webデザインよりも、もっと早くAIに切り替わるから、コーディングの勉強はしても意味ないと言ってる人も増えたよね。
DTPデザイナーとWebデザイナーのどちらを選んでも、後悔せずに、今できることをやればいい。
ほんと、日々AIの進化が早すぎて、これからを生きる若い人は大変だと思う。









