両肩の五十肩が治っても五十股が待っている

2019年ごろから「なんか右肩が痛いし、腕が上がらない」と思っていた。

2020年5月末で会社を退職し、フリーランスになってからもっと右肩の痛みが酷くなった。

「なんで腕が上がらないんだ」「そのうち治るかも」と考えていたら、痛みがどんどん酷くなり、夜も眠れないぐらい。

仕方ないので整形外科に行ったら「五十肩です」と診断されてしまった。

「整形外科に行ったら治るかも」と思っていた私の考えはめちゃくちゃ甘かった。

痛み止めとロキソニンの湿布を渡されて、「そのうちに治りますよ」と医師から言われたけど、治る気配なんて微塵もない。

どうしようかと考えていたところ、私のクライアントのお客様が良い整骨院を教えてくれ、現在もそこにずっと通院している。

その整骨院に通い始めたのが2021年の5月。

先生に言われたのが「右肩が完全に脱臼してますよ」とのこと。

脱臼した状態が普通になっているため、普通にしていても治らないはず。

週一で脱臼を元に戻してもらい、右肩の五十肩が良くなってきたのが2022年11月。

そして、右肩が治ると同時に、今度は左肩が痛み出したのが2022年11月。

最初は「ちょっと痛いかも」程度だったのに、激痛で眠れなくなり「無理かも〜」と思い、結局同じ整骨院の先生に相談したところ「今度は左肩が脱臼してますよ」と言われてしまった。。

右肩を庇うあまり左肩に負担がかかりすぎて左肩が五十肩になってしまったのだ。右肩の五十肩を治すのに約4年かかり、右肩が治ったと思ったら、今度は左肩が五十肩になるなんて想像もしてなかった。

布団で寝ていても、両方が五十肩なのでどちらにも寝返りが打てない。

どちらにも寝返りが打てない代わりに、右足を「く」の形にし、足を開いて寝ていたら、今度は骨盤が開きすぎてしまい、「五十股」になってしまった。。

左の五十肩の治療にすでに2年半ほど費やしてるけど、また完全には治っていない。

それなのに、今後は右の五十股まで発症してしまい、全身の関節はボロボロ。

若い時は体に無理をさせても、なんてことはないけど、若い時の無理が歳をとってから一気に押し寄せてくると実感。

五十肩がこんなに辛くて、こんなにも治らないものだとは思わなかった。

人によって治るまでの期間は全然違うだろうけど、「急性期」「慢性期」「回復期」を辿るのは同じだと思う。

私の場合、「急性期」が半年〜1年ぐらいで、「慢性期」が2年ぐらい、「回復期」で1年ぐらいかかっている。

この「急性期」と「慢性期」が地獄で、マジで痛すぎて日常生活に支障をきたしまくる。

ということで、五十肩を舐めたらアカン。

五十肩になってもすぐに治っている人が羨ましい。私の場合、全然治らなくて苦労したけど、右肩は今ではすっかり痛みもなくなり、腕もまっすぐに伸ばせるようになった。

要は、五十肩を完全に治すには時間がかかるってことですのよ。

五十肩になったら寝返りを打ったり、足を開いて寝るのはやめましょう。それだけで、別の肩の五十肩と五十股は回避できる。

参考までに、私の五十肩が酷い時に買った「お助けグッズ」を載せておく。

めぐりズム 蒸気の温熱シート 肌に直接貼るタイプ:
とにかく、肩の激痛で眠れない時に温熱シートを貼って寝ていた。冷えると痛いので、貼るとちょっとだけ楽になる気がする。何度かリピートして購入した。

アルファックス マッサージ ストレッチ 肩甲骨:
五十肩になると、肩甲骨が硬くなり、まったく動かなくなる。なので、肩甲骨を少しでも柔らかくするために、買ってみた。今でも使ってます。

姿勢サポーター:
五十肩になると、どうしても猫背が酷くなる。なので、普段から猫背にならないように姿勢サポーターを着けて過ごしていた。ただ、腕が上がらないので、着脱が大変だった。。

肩サポーター:
左肩の痛みが酷くて眠れない時に、装着して寝ていた。腕をどの態勢にしても痛い時は、固定したほうがいいいいのかな?と思い、使っていた。今は痛みはほぼ無くなったので使ってません。

骨盤ベルト:
こちらは現在進行形の五十股のために買った骨盤ベルト。私は股関節が痛いと思っていたけど、整骨院の先生によると骨盤が歪んでいるので痛いんだそう。骨盤がズレてるんだって。
ちなみに股関節が悪い場合は、股の前部分が痛くなり、骨盤が悪い場合は股の横側が痛くなるとのこと。私は横側なので、骨盤ズレのため骨盤ベルトしています。