不倫はパートナーが納得するかよりも世間が納得するかになっている問題

「不倫はダメ!」と、散々世間で言われている割に、不倫は一向に減らない。

私ぐらいの年齢になると、世の中には色んな人がいて、色んな人が色んな事情を抱えていることがわかってくるので、一概に「不倫はダメ!」と言えなくなってくる。

今の世の中はクリーンすぎる社会になりすぎる傾向があるため、既婚男性や既婚女性が不倫してしまい、パートナーが許してくれても、世間が納得しないなら、ずっと許されない感じがする。

不倫は夫婦間の問題だと思うし、なんなら不倫相手の問題ですらないと私は思っている。

たまに勘違いしている人が「不倫している相手が奥さんと別れてくれない」と不満に思い、タロット占いで鑑定を依頼してくるけど、別れるかどうかは夫婦の問題であって、不倫相手が関わることはできない。

要するに、既婚男性や既婚女性とお付き合いしている人は、夫婦の問題には首を突っ込んではいけないのです。蚊帳の外にいるのですわよ。

まあ、とにかく。

不倫している男性、不倫している女性ともに、世間から相当のバッシングを受けるんだけど、正当なバッシングじゃない感じがするし、バッシングが酷すぎると気分が悪くなる。

先ほど書いたように、不倫は夫婦の問題であって、それ以外の人の問題ではない。

それなのに、パートナーが不倫問題で納得しても、世間が納得しない場合は、ずっと許されることがなく、責められ続けることになる。

なかなか厳しい世の中になっている。

不倫が良いわけないけど、「ダメ」と言われてやめられるなら、太古の昔に不倫は無くなってますよ。

いまだに不倫が存在しているのは、「ダメ」と言われてもやめられないから存在している訳で、みんなダメなのはわかっちゃいるけど、やめられないんですよ。

人間ってそんな高潔な存在じゃないと思うんだけど、なんだか最近は高潔さを求める人が増えてるよね。

高潔じゃない人が、高潔じゃない人に、高潔さを求める傾向は、今後ますます増えそう。

一人でいるのが一番安全だね。